菟足神社で風まつり始まる

子どもらに曳かれて山車が旧東海道練る/きょう田植神事など/豊川

2024/04/14

力を合わせて山車を曳く子どもたち(菟足神社で)

 豊川市の無形民俗文化財で、小坂井町の菟足(うたり)神社に伝わる「風(かざ)まつり」が13日、2日間の日程で始まった。

 初日は珍しい昼間の打ち上げ花火や手筒煙火がオープニングを飾ると、やぐらの上で稚児獅子舞が踊る中、山車曳(ひ)き唄を合図に青年や子どもたちが力を合わせて綱を引き、山車をけん引した。

 地元の氏子らによる祭事で、小坂井町と宿町による巨大な山車が旧東海道を進んだ。民家や電柱のある道幅の狭い場所では伝統に習い、長い大木でてこの原理を利用した方向転換が行われ、男たちが「ヤッショ! ヤッショ!」のかけ声をとどろかせた。

 きょう14日の本祭では、午後に田植神事や坂地獅子舞などが行われる。

 風に強い神様として信仰を集めた神社の祭礼らしく、心地良い春風が吹く日の催行となった。

爆音でハネをとどろかせる昼間の手筒煙火(同)

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爆音でハネをとどろかせる昼間の手筒煙火(同)

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