シミュレータ使った危険予測

時習館高校で交通安全教室/ユタカ自動車学校

2024/04/23

自転車シミュレータを体験する生徒と丸地さん㊨(時習館高校で)

 豊橋市中野町のユタカ自動車学校は22日、市内富本町の県立時習館高校(寺田安孝校長)体育館で、交通安全教室を開いた。参加した1年生320人が、自転車シミュレータを使った危険体験や、事故に遭遇した時の対応方法などを学んだ。

 講師の丸地賢典さんは、自転車による交通違反に反則金制度の導入が検討されていることを説明し、「違反を繰り返した場合や危険な違反をした場合、反則金を納めなければならない青切符が交付されることになる。信号無視や一時不停止の検挙が多いので、気を付けて」と訴えた。

 自転車シミュレータでは、代表して生徒3人が体験。スーパーマーケットへ行く場合や夜間に塾に通う場合など、さまざまなシチュエーションで自動車や歩行者に対しての危険を予測する運転を学んだ。

 丸地さんは総括して「自分は気付かれていないかもしれないと承知し、交通ルールをしっかり守り、交通事故のない高校生活を送りましょう」と呼びかけた。

 約20分かけて自転車通学しているという1年生の小田琉太さんは、「車には死角がひそんでいて、互いに認識していない場合があるということを肝に銘じ、気を付けて安全運転に努めたい」と感想を述べた。

 ユタカ自動車学校では毎年、同校で交通安全教室を開いている。

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