自身や家族守る一助に

豊川市/女性のための災害ハンドブック作製/体験談など情報掲載

2017/11/22

 豊川市は、女性に焦点を当てた「女性のための災害ハンドブック」を作製した。全国的にも珍しい取り組み。

 冊子は持ち運びしやすいA5判で、全カラー16㌻。担当したのは、2年前に初の女性職員として防災対策課に配属された同課主事の原田理沙さん(27)。昨年6月に子育てや男女共同参画、防災の分野で活躍する市内の女性を集めて、避難所生活の検討会を実施。必要な備蓄品や女性リーダーの大切さ、女性目線の様々な意見が出された。災害時は女性特有の配慮が必要になることを痛感した原田さんは、女性に特化したハンドブックの必要性を訴えた。

 すでに女性の災害対策ハンドブックがある東京都板橋区を参考に、原田さんが東北や熊本の市町村職員を介して意見をもらった被災地の女性の体験談も載せた。

 避難所での性暴力にも触れ、暴力被害の相談窓口なども掲載。豊川市ならではの防災情報もある。

 原田さんは「自分で、自分と家族の身を守る。女性のための防災が進むといい」と期待する。

 冊子は2000部作製し、防災対策課や支所、防災講話などで配布するほか、ホームページでも見られる。

2017/11/22 のニュース

原田さん(前列右から3人目)と協力した市職員や女性団体のみなさん(豊川市役所で)

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