2007/04/15
高所作業車に体験乗車する子どもたち
ガステックサービス(豊橋市白河町、神野吾郎社長)は14日、西武百貨店跡地に建設中の豊橋駅前再開発ビルの工事見学会を行い、地元校区・松山小学校の児童5人と保護者、担任教師らを招いた。
現在同ビルは、基礎工事の段階。同社では、再開発の概要や工事の進ちょく状況を広く知ってもらうため、工事中の現場を公開した。
現場近くの事務所で神野社長が「もういちど昔の元気な豊橋の街なかをつくりたかった。50年、100年後にこのビルがあってよかったと思えるものにしたい」などとプロジェクト立ち上げの経緯や、同ビル内に入るホテルの概要、完成予定時期などを説明した。
建設を担当する鹿島建設の日比野彰所長が現在の進ちょく状況を報告し、現場を見学。
子どもたちは、基礎工事で掘られた地下の深さ(約10メートル)や、クレーンなど建設機械、鉄骨の大きさに驚きの声を上げていた。
現場では、タワークレーンによる鉄筋の持ち上げ作業や溶接を実演して見せたほか、高さ5㍍まで上がる高所作業車の体験乗車も行った。作業車に乗った子どもたちは「楽しかった。遠くまで見えた」「いちばん高く上がったとき、ひざがガクガクした」などと感想を話していた。
この見学会は、同ビルが完成するまで今後数回、行われる。