2024（令和6）年
5月14日 火曜日
豊川市が2024年度当初予算案／公約の着実な推進念頭に編成
2024/02/15
竹本市長が予算案概要を説明した（豊川市役所で）
豊川市は14日、総額１２９７億８４３１万円にのぼる２０２４年度当初予算案を発表した。前年度比４・８％増。一般会計は７２３億７０００万円（前年度比２・１％増）で２０１８年度から７年連続で過去最高を更新。特別会計は２１７億５７００万円（同比14・５％増）、企業会計は３５６億５７３１万円（同比４・９％増）を計上した。
竹本幸夫市長は２期目を迎え、「元気なとよかわ、子育てにやさしく、人が集うまち」を目指す新年度予算を組んだ。一般会計７２３億７０００万円にかけ「成し遂げる、２期目の約束、みんなとともに」の語呂合わせ、物価高騰対応や地域経済の活性化に取り組む予算とした。
歳入は、個人市民税が６億７０００万円減で、市税収入は前年度から３億円減を見込む。地方特例交付金８億６０００万円増、地方交付税６億円増、国庫支出金13億８０００万円増、市債は清掃工場長寿命化事業完了や臨時財政対策債の未計上など３億４０００万円減とした。
歳出は、第６次豊川市総合計画と第２期豊川市まち・ひと・しごと創生総合戦略に位置付けた施策へ重点的に予算を配分、マニフェストの着実な推進を念頭に置き予算編成した。
重点施策は、ＪＲ愛知御津駅周辺まちづくり整備事業（８４９５万円）や新規工業団地整備（企業誘致推進事業４６１万円、企業立地推進事業２７２１万円、企業立地促進補助９６４２万円）で雇用創出など人口増施策を進め、冠水・越水箇所見える化事業の監視カメラ設置（６５０万円）を行う。
また、子育て世帯の負担軽減として保育園・幼稚園の給食費無料化事業（２億７５９１万円）や学校給食費保護者負担軽減事業（７６７９万円）、子ども医療費支給事業（10億１０４９万円）を実施。そのほか、一宮地区公共施設再編のファシリティマネジメント推進事業（１億５４０１万円）や本庁舎等整備計画策定事業（１億６７５４万円）、小坂井中学校校舎改築等事業（１億４６１９万円）、消防署本署改築事業（２億５４７２万円）、総合保健センター（仮称）整備事業（２億５０７９万円）など大型事業を進める。
竹本市長が予算案概要を説明した（豊川市役所で）
