ミセス世界大会準Ｖに輝く

疋田希望さん来社／豊川市の魅力アピールしつかんだ栄冠を報告

2024/02/22

疋田さん㊨と白井社長（東海日日新聞社で）

　女性の美しさや内面の魅力を競うコンテストの世界大会「ミス＆ミセス　ユナイテッドネーション２０２３」で、45歳以上ミセス部門の準グランプリに輝いた豊川市の疋田希望（のぞみ）さんが21日、東海日日新聞社を訪れ白井収社長と懇談し、豊川市の魅力をアピールしてつかんだ栄冠について報告した。

　疋田さんは２０２２年の国内大会「ビードリームアワード」のミセスグレース部門で優勝し、世界大会の出場権を獲得。昨年12月、インドのニューデリーで開かれた世界大会に日本代表として出場し、準グランプリのほか、部門共通のエレガンス賞にも輝いた。

　５日間にわたる世界大会では、国内大会でもあったウォーキングやスピーチ以外に、各国の民族衣装や国をアピールするタレントショー（パフォーマンス）も審査の対象になる。

世界大会出場が決まった後、疋田さんは「豊川の人と一緒に、日本や豊川の良さを世界にアピールしたい」という思いから、地元のメンバーで「チーム希望」を結成。東三河で水引や祭用品を扱う専門店、花屋、ドレスショップなどが衣装制作に参加し、水引をモチーフにして作ったヘッドドレスと和装で出場した。タレントショーでは、忍者の衣装から手筒花火を抱いた花火師への変身を披露し、栄冠に輝いた。

　疋田さんは豊川市役所内の売店で働いていた経験があり、当時親しくなった市職員や議員らもチームに参加。衣装制作を手伝ったり、スピーチの準備にも協力したりした。

　疋田さんは今後１年間、世界大会のブランドアンバサダーとして活動。国内では「豊川ブランドで作った衣装を着て、地元を盛り上げる活動にも参加したい」と抱負を語った。