しんしろ軽トラ市で能登半島地震災害地支援
2024/02/22
応援販売商品の一部とメンバー、「のんすけ」ら(新城市内で)
能登半島地震の災害地支援を続ける「しんしろ軽トラ市・のんほいルロット実行委員会」(権田知宏委員長)は、28日に新城中央通り商店街で開催される第148回新城軽トラ市で、能登のブランド商品の応援販売を行う。
商品は、葛友の会の加賀藩御用達の宝達葛(ほうだつくず)や、松月堂の宝達山くず湯、とぼ餅、サブレのほか、ヤマチ醤油(近岡屋醤油)の杉樽醤油、柚子ポン酢、赤いトマトのドレッシングなど。どれも石川県羽咋郡宝達志水町のブランド商品ばかり。このほか、能登半島にマスコットキャラクター「のんすけ」が描かれた、200個限定の缶バッジも販売する。販売は、軽トラ市本部で行われ、愛知大、豊橋創造大の学生7人もボランティアで手伝う。
今回の応援販売は、メンバーの1人・安彦誠一さんが「募金以外の支援方法はないか」と考え、能登に詳しい近畿日本ツーリスト勤務時代の元同僚の助けを借りて進めた。安彦さんは「物品販売は軽トラ市らしい支援の仕方。賛同し協力してくれたメンバーや能登の方々に感謝したい」と話す。
ワーキンググループリーダーの森一洋さんは「被災地には息の長い支援が必要。今回の開催を契機に、これからも毎月軽トラ市での応援販売を続けていきたい」と決意を述べた。
実行委員会は先月、軽トラ市来場者からの能登支援募金約2万4000円を、社会福祉協議会を通じて日本赤十字社へ寄付。募金活動は、今後も会場で続けられる。