元横綱、玉の海をしのぶ/蒲郡で写真展と落語を披露
2024/02/25
玉の海の在りし日をしのぶ写真展(蒲郡市・蒲郡公民館で)
蒲郡市出身の大相撲の元横綱、玉の海(本名谷口正夫、1944~1971)をしのぶ写真展と落語会が15日、市内元町の蒲郡公民館で開かれた。中学の同級生などでつくる「第51代横綱玉の海を愛する会」の主催。
公民館を利用する約50人が参加した。駒久家南朝さんが玉の海にちなんだ落語を披露したほか、写真展では、少年時代から横綱に上り詰めるまでの玉の海の姿を収めた写真約30点が並んだ。
愛する会は昨年発足。今年は玉の海の生誕80年に当たることから、さまざまな記念行事を展開している。6月には曲師天中軒月子師の浪曲「ああ横綱玉の海」の公演も計画している。
玉の海は旧宝飯郡蒲郡町出身。大相撲解説者の北の富士勝昭さんとそろって横綱に昇進し「北玉時代」を築いたが、現役のまま27歳の若さで急逝した。