「観光で稼ぐ力」高める

インバウンド消費単価25%増目標/「あいち観光戦略2024~2026」県が策定

2024/02/25

県内の観光消費額の推移

 愛知県は、新年度からの3年間を計画年度とする「あいち観光戦略2024~2026」を策定した。新戦略では「『さすが』と言いたくなる『観光県・あいち』」を目指し、インバウンドの消費単価を19年度から25%増やす目標を立てた。

 新たな観光戦略では、21~23年度までの戦略で打ち出した「あいち『ツウ』リズム」を引き続き推進。県内の多彩な観光資源を、誰でも何度でも楽しめる奥深い「ツウ」な魅力に磨き上げていく。

 特に新型コロナウイルス感染症の収束とともに、回復が期待される外国人に向けては、体験型の観光コンテンツを充実させる。旅行者の満足度・推奨度アップとともに、観光資源の高付加価値化や、デジタル化による移動・消費の円滑化で「観光で稼ぐ力」を向上。外国人の観光消費額単価をコロナ禍前から25%増やす目標を掲げ、外国人が8万円、日本人が6850円使ってもらうことを目指す。

 一方、2022年度の観光入込客数(9363万人)はコロナ禍前だった19年度の水準(1・18億人)と比較して開きがあるため、26年度の数値目標は19年度をやや上回る1・2億人にとどめた。

 その結果、観光消費額の目標も1・1兆円に引き上げ、そのうち外国人が3040億円を占めるとした。

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