市と豊川高校茶華道部/「はたごdeひな祭り」が初開催
2024/03/03
来訪者を呈茶でもてなす豊川高校茶華道部の部員(大橋屋で)
3日の桃の節句にちなんで、豊川市赤坂町の大橋屋(旧旅籠鯉屋)で2日、市と豊川高校茶華道部による「はたごdeひな祭り」が初開催された。
市指定文化財で、江戸時代の赤坂宿のころから歴史を持つ大橋屋の座敷に、華道家元池坊主催の「花の甲子園」(京都)に出場した部員ら6人が生けた桃の花を、雛(ひな)人形と一緒に展示。
そして、全国高校生茶道フェスティバル愛知県代表でもある部員らは、来訪者らを呈茶で迎え、小山園の抹茶「青嵐」と、萩町の菓子店・亀忠の和菓子「梅しぼり」でもてなした。
同部では新型コロナウイルス禍以降、校内でパフォーマンスを発揮する機会がほとんどで、部長の今泉茉那さん(2年)は「久しぶりに自分たちのお茶をいろんな方に楽しんでもらう機会に恵まれてうれしい」と感謝していた。