新城市自治基本条例10周年

足跡振り返る記念イベント

2024/03/04

会場で落語を楽しむ市民ら

 新城市自治基本条例が施行されて10周年を迎えたことを記念するイベントが2日、新城文化会館で開催され、多くの市民が10年の足跡を振り返った。

 条例は、2013(平成25)年4月1日に施行され、10の地域自治区ごとに予算配分し、市民が主役のまちづくり事業を進めてきた。毎年市民まちづくり集会が開かれ、若者議会などの活動も活発に行われている。

 会場には、各地域自治区や若者議会など、市民参加の10年史、令和4年度に実施された「めざせ明日のまちづくり事業」補助金・地域活動交付金事業77の事業成果報告書が掲示された。

 また、地域活動団体物販スペースでは、ちさと郷土研究会、東郷ブランド米事業検討会、やどり喜などが販売活動を行った。

 前面スクリーンには、この10年関わってきた市民約100人のインタビュー映像などが順に映し出された。

 豊田出身の落語家・微笑亭さん太(ほほえみていさんた)さんが、同市のまちづくり事業や選挙などを題材にした創作落語で市民を楽しませた。

 下江洋行市長は、この10年の活動に感謝し「地域課題を解決し地域の価値を見つける活動で、知られていない地域の資源や歴史の発見につながる。なお一層定着できるように支援していきたい」とあいさつした。

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