豊橋総合動植物公園で日本最大規模/あすまでつまみ細工展
2024/03/23
つまみ細工180点が並ぶ会場(豊橋総合動植物公園で)
日本最大規模を誇るつまみ細工展が、豊橋市大岩町の豊橋総合動植物公園植物園温室内イベントのへやで開催されている。180点以上のつまみ細工の作品が並ぶ。
小さな布を折ったり摘んだりして重ね合わせ、花鳥風月を形づくる日本の伝統工芸つまみ細工。展覧会では、東三河を中心に16のサークルが集まって作品を展示した。かんざしから薬玉、花時計、花文字など様々なつまみ細工がそろう。
かんざしはオブジェのように額装され、身につけるのとはまた異なる美しさを感じられる。薬玉は和風の装飾品として用いられるといい、和モダンなものから華やかで伝統的なものまで多数そろう。トピアリーには人気キャラクターを模したものもあり、アイデアが光る。リスの毛並みを本物そっくりに再現した細かな作品も見る人を引きつけていた。
24日まで。関係者は「日本の伝統的な工芸品の良さを味わってほしい」と来場を呼びかけている。