事故抑止へ取り締まりや広報活動強化/豊橋署
2024/04/06
取り締まりなどに出発する豊橋署員ら(豊橋市役所で)
春の全国交通安全運動(6日~15日)の出発式が5日、東三河の各市で行われた。各警察署員らが取り締まりなどを行って事故抑止を図った。
豊橋市では、市役所広場で式を開催。豊橋署の白バイやパトカーなど車両7台、計30人が参加して取り締まりや広報活動に向かった。
同署の竹村賢二署長は「交通事故は被害者も加害者も全ての人を不幸にする。1件でも減らして、市民の安全行動につなげていきたい」とあいさつ。
浅井由崇市長は「新学期が始まり、交通環境が変化する時期。各機関で連携して市内全域で啓発していきたい」と述べた。
同市では今年、今月4日時点で死亡事故が計3件発生。3月1日に下条東町の県道で起きた事故により、意識不明の重体だった50代女性は同8日に死亡した。
女性は車両の後部座席に乗車。同23日に国道42号であった死亡事故でも、後部座席の同乗者が亡くなっている。
署などは運動期間中、自転車や歩行者への啓発も行い、事故を防ぐ機運を高めていく。