私学相手でも強気に攻める

愛知県高校優勝野球に向けて豊橋商のエース北添兼矢/上位進出へ力強い決意

2024/04/06

豊橋商のエース北添兼矢

 春季東三河地区高校野球大会で準優勝した豊橋商業のエース北添兼矢(3年)が、約1週間後に開幕する愛知県高校優勝野球大会へ向けて力強い決意を語った。

 春季県大会は13日から始まり、5月3日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで決勝を行う。東三河地区は、センバツ出場で予選免除の豊川、地区予選を制した豊橋中央、準優勝の豊橋商など7校が出場、8強進出チームが夏の大会のシード権を獲得する。

 豊橋商は、下級生中心で挑んだ昨夏は初戦敗退、新チームで臨んだ昨秋の全三河大会で61年ぶり優勝を果たし、今夏躍進が期待される。

 田村知憲監督が率いるチームは、投打の柱となる北添を筆頭に伊東徹之芯と大場陸都の投手陣を軸に、守り勝つ野球で打倒私学を狙う。

 プロ野球の各チームスカウトも注目する北添は、身長180㌢超で最速139㌔の本格派右腕、スライダーやチェンジアップなど多彩な変化球も武器となる。県大会へ「東三河予選では守備に助けられた。接戦を勝ち上がる中で収穫と課題を見つけた。どんな場面でも自分の投球ができるよう、勝敗を決める1点の重さを感じながら、私学相手でも強気に攻めていきたい」と上位進出へ意気込んだ。

 田村監督は「昨秋までは力で無理やり抑えていたが、冬を越えて身体が大きくなり、気持ちが成長してきた。自分を信じて強気で投げてほしい」と期待した。

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