豊橋調理製菓専門学校で入学式
2024/04/11
大草流包刀式を披露(穂の国とよはし芸術劇場プラットで)
豊橋市八町通の豊橋調理製菓専門学校の入学式が10日、豊橋市西小田原町の穂の国とよはし芸術劇場プラットで開催された。
開式前に、同窓生が受け継ぐ伝統ある大草流包刀式が披露された。まな板に載せたコイを長い刀と箸を使って華麗にさばく技を新入生は真剣に見つめた。
続いて、鈴木良昌校長が「コロナ後のインバウンドで日本に多くの外国人観光客がやってきている。彼らが求めているのは本物。本物を作れる人になって」と呼びかけた上で「調理や製菓をする人は魔術師。仲間と励まし合い、おいしい料理やケーキで皆を幸せにしてほしい」と激励した。
来賓の浅井由崇豊橋市長は「豊橋調理製菓専門学校からは多くの先輩が卒業し、東三河で活躍している。東三河は食材の宝庫。生産者の想いを受け止めておいしい料理やケーキで東三河の食材を世界に発信して」と話した。
今年の新入生は62人で、中には60代の新入生や中国からの留学生もいるという。