レース鳩 空を駆ける

豊川のアマチュア写真家/嶋勝康さんが訓練撮影

2024/09/14

ゲージから勢い良く飛び立つレース鳩(嶋勝康さん撮影)

 豊川市在住のアマチュア写真家、嶋勝康さん(84)が、茶臼山高原での撮影の帰り際、200羽のレース用伝書鳩が飛び立つ瞬間をカメラに収めた。(原田直樹)

 11日午前7時30分、豊根村の茶臼山高原駐車場で軽トラに積まれたゲージから、200羽のレース用伝書鳩が放たれた。

 豊橋レース鳩愛好家が、訓練のため豊橋市内から約2時間かけて好天の茶臼山にやって来た。鳩はスキー場のゲレンデ上空を数周旋回、萩太郎山頂で姿を消したが、豊橋市内の鳩舎まで50分で戻る。

 長野県駒ヶ根市で開催される大会へ向けてレース鳩を鍛えるためで、最後は北海道岩内町から放つ予定。嶋さんは「長年、趣味で鍛えた熱意を感じた」という。

 鳩レースは、足にタグを付けた鳩を放しゴール地点に帰る時間を競う競技。帰還率は1000キロで10%以下とされる。

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ゲージから勢い良く飛び立つレース鳩(嶋勝康さん撮影)

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