国道23号蒲郡BP/鶴城丘高校生徒ら
2024/09/14
蒲郡BPの建設現場を見学する生徒たち
豊川市御津町の国道23号蒲郡バイパス(BP)の建設工事現場で13日、西尾市の県立鶴城丘高校の環境デザイン系列の2年生39人が見学に訪れた。
国交省中部地方整備局の職員から、蒲郡BPが今年度開通することで期待される効果や、名古屋圏までを結ぶ「名豊道路」が半世紀に及ぶ工事でようやく完成することを学んだ。
そして、道路や橋脚、補強土壁などの工事についてそれぞれの施工業者から説明を受け、実際に工事現場を見て回った。山旺建設は、水たまりができない仕組みの道路のアスファルトや、ICTを活用した舗装で効率良く作業を進めていることを紹介した。
中部建設青年会議愛知支部が主体となり、蒲郡BPや建設業の魅力を若い世代に伝えるプロジェクトの一環。同校の深津莉玖さん(17)は「高架の土台がしっかりしていることに驚いた。この業界に興味が湧いた」と話していた。