豊川市立東部小児童と地域住民
2025/02/01
老人クラブ会員からあやとりを教わる児童ら
豊川市立東部小学校で1月31日、同校伝統の地域住民との交流行事「昔遊びの会」と節分イベントが開かれた。
1年生51人が、校区内の睦美、三上、麻生田の老人クラブの会員27人と昔遊びで触れ合った。けん玉、おじゃみ(お手玉)、羽根つき、あやとり、メンコ、コマ回し、百人一首の各グループに分かれ、70~80代の会員らに道具やルールの説明を受けながら楽しんだ。
東部小校区の老人クラブ会長、大須賀志朗さん(78)は「何か楽しい遊びを一つでも見つけてくれたら」と話し、ひ孫の世代との交流に「老人クラブには通学路で見守りをしている会員もいる。顔見知りになることで何かあった時に助けを求めてもらいやすくなる」と効果を期待した。
節分が近いということで豆まきも行われ、老人クラブが用意した菓子をまき、子どもたちが夢中になって拾った。児童らは、感謝の言葉などをつづったメッセージカードを1人ずつに手渡した。
同校は毎年10月にも、6年生が老人クラブと昔遊びを製作から楽しむ「伝承遊具の集い」を開いている。