新城市が食品ロス減へ

市役所職員から食品募る―東三河フードバンクへ寄付

2025/02/01

集まった食品の一部

 まだ食べられるものが廃棄されてしまう「食品ロス」を減らそうと、新城市は1月31日まで3日間、市役所職員に呼びかけ、家庭で余ったインスタント食品、飲料などを回収した。今回は試験的な取り組みといい、集まった食品はNPO法人「東三河フードバンク」(豊橋市)へ託すことにしている。

 回収したのは、精米やアルファ米などの米類▽缶詰・カップ麺・レトルト食品▽水・お茶などの飲料▽包装された菓子類―。未開封で、賞味期限が3月5日以降であることを条件とした。

 市民協働部の松下領治副部長は「今後は市民から収集する取り組みにつなげたい。フードバンクの協力を得ながら、未利用食品を市内で配る循環の仕組みができないかも考えたい」と展望を語る。

 東三河フードバンクは2020年設立。企業や個人から寄せられた未利用食品を、子ども食堂や生活困窮者らに提供している。

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