にぎわいを期待

イオンモール豊川を視察/松本市「第三地区まちづくり協議会」

2025/02/11

降旗さんらを案内する鈴川さん㊨

 豊川市のイオンモール豊川に10日、長野県松本市の「第三地区まちづくり協議会」の降旗都子副会長らが来訪し、地元の桜町連区長で元市議の鈴川智彦さんが案内した。降旗さんは松本市での商業施設進出の先進事例を踏まえ、豊川市の発展に期待を寄せた。

 松本市では、豊川市での開業に先立ち2017年にイオンモール松本が開業したが、計画が持ち上がった当初は行政や商工会などが反対した。しかし、降旗さんら協議会側は独自に住民アンケートを行うと進出を希望する声が多いことが分かり、イオンモールとの連携で「共存」の道を模索した。

 豊川市でもイオンモール進出計画が浮上した際、商業者から反対の声が上がったが、鈴川さんが住民と行政、イオンモールとの架け橋となり、地域の要望を伝えてきた。その一環でイオンモール松本を開業直後に視察したことで、松本と同様に近隣の観光スポットへ周遊を促す取り組みや、景色が見えるガラス張りの構造などがイオンモール豊川にも反映された。

 松本市では最近イトーヨーカドーやパルコが閉店している。降旗さんは「イオンモールが来てなかったらどうなっていただろうか。豊川も、松本のようにイオンモールを中心ににぎわいが生まれてほしい」と願った。

市内の景色が見えるガラス張りのフロアも見学した

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