野田城の戦い関連の物故者供養会

千郷中2年の研究会がデジタル紙芝居披露/新城

2025/02/25

供養会(新城市豊栄の大洞山泉龍院で)=老平美喜代さん提供=

 野田城主・菅沼氏の三代の墓がある新城市豊栄の大洞山泉龍院で23日、野田城の戦い関連の物故者供養会(もっこしゃくようえ)が開かれ、主催する千郷区長会(藤田秀雄代表区長)の関係者、ちさと郷土研究会(鈴木孝始会長)会員ら41人が出席した。下江洋行市長、長田共永市議会議長、末裔(まつえい)の菅沼伸悟さんらも駆けつけた。

 供養会では、千郷中学校2年の竹下日菜さんと伊藤千紗さんが、研究会が制作したデジタル紙芝居を披露。加藤泰由住職がお教を唱え、出席者が焼香した。この後、野田城籠城の際の城主・菅沼定盈ら三代の墓や関連ある寺や城址(じょうし)9カ所で献花と焼香を行った。

 ある会員は「地域の歴史を知り、地域を次代へつなぐためにも、今後も毎年この会を開いていきたい」と話している。

 供養会は、武田信玄が東三河に攻め入った「野田城の戦い」から450年を迎えた2023年から始め、今年3回目の開催となった。

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