御津町の穴観音公園で/豊川
2025/03/25
古墳(後方)を背に花を咲かせたコヒガンザクラ(穴観音公園で)
春のお彼岸は過ぎたが、豊川市御津町豊沢の穴観音公園でコヒガンザクラが見ごろを迎えた。
同園は、県立御津あおば高校の西側で6~7世紀ごろ築造の横穴式石室の巨石円墳がある。約50本のコヒガンザクラが生息し、淡いピンク色の花を咲かせている。
古墳と桜の共演を楽しめる珍しいスポットで、暖かくなる今週半ばには満開となりそうだ。
コヒガンザクラはソメイヨシノよりも一足早く咲く品種だが、暖冬だった昨年よりも1週間ほど遅い開花となった。
専用駐車場はなく、市観光協会は公共交通機関(愛知御津駅から徒歩35分)での来園を呼び掛けている。