平松食品「おしえてレシピ」試食審査会/豊橋
2025/03/29
6品をお弁当に仕立てた(豊橋市梅藪町で)
つくだ煮、甘露煮の製造販売を手がける豊橋市梅藪町の「平松食品」(平松賢介社長)は28日、工場直売店「美食倶楽部」で同社商品を使ったレシピコンテスト「第48回おしえてレシピ」試食審査会を開いた。
今回の食材は、3月の新商品「伝々姫にしん生姜煮」(120グラムj、税込み500円)で、テーマは「冷めてもおいしいお弁当のおかず」。最優秀賞は、京都府「やままり。」さんの「姫にしんと春野菜の卵春巻き」が受賞した。各作品のレシピは、店頭や同社ホームページなどで紹介する。
審査会では、全国65人が投稿した101レシピの中から、書類審査で選出された6作品を調理。顧客や取引先などの計23人が試食し、見栄えや味、手軽さ、素材を生かしているか、テーマに合っているかなどを採点した。
同商品は、北欧の海で捕れたニシン科のスプラットを、伝統製法の甘露煮で仕上げた。伝統、伝承を今に伝える「伝々シリーズ」で、保存料や着色料、調味料は無添加。昔ながらのかつおだし、昆布エキスを使用する。
平松社長は「姫にしんはあっさりしたくせのない春の魚。今後も魚のおいしさを伝える商品を多くの皆さまに提供したい」と話した。