「食」への興味、伝統知り育む

東海漬物が春休み親子ぬか漬教室/豊橋

2025/03/29

ぬか床にキュウリを漬けこむ参加者(こども未来館ここにこで)

 伝統食のぬか漬けに親しんでもらおうと、豊橋市駅前大通の東海漬物(永井英朗社長)は27日、同市松葉町の市こども未来館ここにこのキッチン工房で「春休み親子ぬか漬教室」を開いた。子どもと保護者、計9組が参加した。

 講師は、社員で食育アドバイザーの梅谷靖子さん。

 ぬか漬けの「ぬか」や栄養について説明し、実際にぬか床を作って見せた。子どもたちは、ぬか床を触ったり、においをかいだりしたあと、ぬか漬けのキュウリを試食した。

 ぬか漬けにできる野菜についても学び、すぐに漬けられる乳酸菌で発酵させたぬか床に、キュウリを漬けこんだ。漬けたキュウリは土産として持ち帰った。

 母親と参加した豊橋市立大村小学校4年の松下禾望さんは「ぬか床の手触りが想像と違っていて発見があった。いろいろな野菜を漬けることができるとわかったので、やってみたい」と話した。梅谷さんは「ぬか漬けを通して、子どもたちの『食』への興味を育むお手伝いができれば」と話した。

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