イオンモール豊川で防災フェスタ初開催
2025/03/30
防災〇×クイズに参加する来場者(イオンモール豊川で)
豊川市は29日、穂の国まちづくりネットワークをはじめとする10の市民活動団体と連携して「出会って学ぼう 環境にやさしい 防災フェスタ」を、市白鳥町のイオンモール豊川で初開催した。市内外から訪れた多くの家族連れが、楽しみながら防災について考え学んだ。
2階セントラルパークの会場では、市が備蓄するパーテーションや折り畳み式簡易ベッドや、防災ボランティアコーディネーターの会が提案する防災グッズを展示。
組み立て式簡易トイレの紹介では、お茶を使った実演もあった。市内の女性(40)は、「どのような状態になるのかわかったので、一度使ってみようと思った」と話した。
ペットボトルを使ったランタンづくりでは、「万一に備えて覚えておこう」と真剣に取り組む親子の姿が見られた。
ステージでは、防災〇×クイズが行われ、会場の人たちとともに考えながら防災について学んだ。
同フェスタの企画を担当した穂の国まちづくりネットワークの神谷典江理事長は、「市と市民活動団体が一緒になって防災に取り組んでいることを地域の人たちに知ってもらい、これをきっかけに防災への意識を高めてもらえれば」と期待した。