蒲郡署などが交通安全啓発活動
2025/04/12
交通安全の声掛けをする町部総代会のメンバーら(蒲郡市竹島町で)
春の全国交通安全運動の一環として、蒲郡署は11日、蒲郡市竹島町の竹島水族館前広場で「エコ運転で事故にあワン」と銘打って、交通安全キャンペーンを行った。
署と3つの交通関係団体、竹島地区を含む町部総代会の合わせて約30人と、県警マスコットキャラクター「コノハけいぶ」が広報活動に参加した。
署員らは「ワンちゃん」のイラストが描かれた保冷バッグをセットにした啓発品を、ドライバーや歩行者に手渡し、「スピードの出し過ぎに注意しましょう」と呼びかけた。
活動に先立ち、志治正己署長は「新年度は、新入学児童や学生、社会人など、不慣れな交通環境での交通事故の発生が懸念される。エコ運転による速度抑制を呼びかけ、交通安全意識の高揚を図りたい」とあいさつした。署によると、今年は蒲郡市内で先月15日に交通死亡事故が1件、人身事故は3月末までに64件。「非常に厳しい状況になっている」としている。