豊橋のトムキャットが国内初の取り扱い
2025/05/03
チプシートムで遊ぶクマ(提供)
豊橋市向山大池町のペットフード&ペット用品「トムキャット」(青木秀泰社長)は、動物園や水族館の動物が全力で遊べる米国製大型遊具「アニマルサファリグッズ」の販売を開始した。同社によると、国内初の取り扱いだという。
米国メーカーDesert Plastics(デザート・プラスティックス)社の製品「ワイルドライフ・トイ・ボックス」シリーズで、鈴入りボール「ジングルボール」や鏡付きの「ロッキールー」、揺れるおもちゃ「チプシートム」などがある。より小型で大型犬なども使える米国Jolly Pets社製品も取り扱う。
昨年6月、同社は豊橋総合動植物公園にこれらの遊具を1カ月間貸与。ゾウやトラ、ライオン、ホッキョクグマなど9種類の動物が使用し、乗ったり、かみついたりしてよく遊んだが、どれも壊れることはなかった。また県内では、名古屋市の東山動植物園が数種類を購入した。同社の「トムキャット向山店」(豊橋市向山大池町)では、動物たちが使用した遊具を展示している。
青木社長は「動物福祉の観点から、動物たちの幸福を追求する『エンリッチメント』が重視されている。グッズを使えば、檻(おり)の中にいる動物たちが楽しく動ける環境を、施設改修よりも安価で提供できる」と話した。問い合わせは、同社問い合わせフォーム=https://tom-cat.co.jp/contact/=へ。
https://tom-cat.co.jp/contact/