テーマ「上高地」と「冬(大雪)」
2025/05/29
水墨画の世界を楽しむ来場者(桜ヶ丘ミュージアムで)
豊川市の水墨画グループ「鳳墨会」の作品展が、豊川市桜ヶ丘ミュージアム第4展示室で始まった。6月1日まで。
会場には、会を主宰する白井三智さんと会員11人が描いた水墨画、墨彩画、前主宰者の白井守之さんの遺作、合わせて35点と会員らの小品10点以上が展示されている。
今回のテーマは「上高地」と「冬(大雪)」。会員らは、写真や画集などから、自分の好きな上高地の風景を選んで水墨画で表現。墨ならではのさまざまな冬景色に多くの人が見入っていた。
また、「水仙」を題材にした小品では、描き手によって趣の異なる「水仙」が並び、水墨画の魅力を楽しませていた。
白井さんは「日本人の心の豊かさを垣間見ることができる水墨画展となった。ぜひ、見ていただきたい」と来場を呼びかけた。