育児の場兼ねた新感覚農園

ベリッコファームとよかわ今年もオープン/元保育士の中山峰子さん「豊かな夏の思い出に」/14日からブルーベリー収穫体験始まる

2025/06/08

たわわに実ったブルーベリーの苗木が立ち並ぶ(ベリッコファームとよかわで)

 豊川市当古町のブルーベリー農園「ベリッコファームとよかわ」が7日、今年もオープンを迎えた。元保育士の中山峰子さんが育児の場を兼ねた新感覚の農園として昨年開園させた。14日からは収穫体験も始まる。

 広さ2100平方メートルの農園には25品種約500本のブルーベリーの苗木が並び、日光を浴びて育っている。比較的多くの実がなる「ニューハノーバー」などの品種は大粒に熟しており、桃色に実る「ピンクレモネード」などの珍種も7月にかけて色付く見通しだ。

 開園初日はブルーベリーを使ったドリンクやジェラートを販売。菓子がもらえるスタンプラリーなどのゲームもあり、午前中から大勢の家族連れでにぎわった。

 中山さんは、保育士として20年以上も子どもたちと向き合った経験から「自然の中で過ごす原体験を届けたい」と体験農園の運営を始めた。育児に奮闘する父母らも安らげる時間を過ごせるよう、園内にはベンチや休憩スペースもあり、「田舎のおばあちゃんちに遊びに行くような感覚で来てくれたらうれしい。豊かな夏の思い出になれば」と期待している。

 8月のお盆前までの土日、祝日と水曜の午前中に営業。中山さんが栽培したブルーベリーは市内のJAグリーンセンターやイオンモール豊川の豊穣屋でも販売している。

来園者を迎える中山さん(同)

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たわわに実ったブルーベリーの苗木が立ち並ぶ(ベリッコファームとよかわで)

来園者を迎える中山さん(同)

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