幼児から中学生まで計35人が参加
2025/06/10
熱戦を見せた2年生力士たち(豊橋市武道館相撲場で)
豊橋相撲協会主催の第52回豊橋こども相撲大会(東海日日新聞社など後援)が8日、豊橋市武道館相撲場で開かれた。
豊橋市内外の幼児から中学生まで計35人が参加し、学年別による個人戦が行われた。
初めて土俵に上がる子どもたちも多く、土俵に両手をつき、審判の「はっけよい」の合図で元気に相撲を取った。
幼児と小学生はショートパンツで帯を巻き、中学生と豊橋相撲道場生らは、まわしを使用して行った。
土俵際で粘る姿に「頑張れ」の声援がかかり、取り組みごとに大きな拍手が送られた。
昨年悔しい思いをし、今回は小学2年の部で優勝した豊橋市立松山小2年の中野晴仁君は「長い相撲になったので『落ち着け』と心の中で言いながら頑張った。優勝できてうれしい」と話した。
杉浦国男理事長は「土の上で取っ組み合うという相撲の原点を体験し、相手を尊重し、力加減やルールを覚えていく、その第一歩にしてもらいたい」と期待を寄せた。
【幼児】①林尚弥(下条保育園)②高橋凰我(大村こども園)
【小学校】1年=①宇佐美翔一郎(二川)②臼井碧杜(磯辺)③挽内開生(向山)2年=①中野晴仁(松山)②岩﨑隼門(桜町)③谷航成(八町)3年=①伊野耕ノ介(広幡)②定行志侍(国府)③新崎要(南部)4年=①鈴木悠(吉田方)②中村颯真(磯辺)③鶴見晃大(吉田方)5年=①松永悠真(深溝)②波田野禄大(中野)③岩﨑泰知(桜町)
【中学校】①木下鷲翔(二川)②庵原寿斗(二川)③山本虎冴(東部)
(吉富恵子)