書とテンペラ画がコラボ

豊橋で安藤さん、大木さんの二人展/ 「初めての試みぜひ見てほしい」

2025/06/25

二人展を開いた安藤さん㊨と大木さん(ギャラリー[S]で)

 豊橋市の書家・安藤稔さんと画家・大木喜一さんによる初めての二人展が24日、市内向山東町のギャラリー[S]で始まった。絵画45点と書19点が展示されている。

 大木さんは、長年取り組んでいるテンペラ画を飾った。犬などペットの顔を中心に、毛並みから表情まで丁寧に描き上げた。バラの花をモノクロームで精彩に描いた作品群は、花びらの質感まで繊細に表した。とくに明暗の出し方に工夫を凝らしたという。

 一方、安藤さんは、美しく伝統的な「やまとことば」に目を付け、青墨を使って柔らかに表現した。「文字より言葉を書くことを意識した」と話し、それぞれの言葉の持つ表情や意味合いが伝わってきそうだ。

 2人は小中高と同級生。「普段は互いに作品をよく見ているので、同じ会場に展示しても違和感がない」といい、「初めての試みなのでぜひ見てほしい」と来場を呼びかけている。

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