VRで浸水を疑似体験

豊橋聾学校で水害への備えを学ぶ防災講座

2025/06/28

VRで浸水を疑似体験する生徒たち(豊橋聾学校で)

 豊橋市草間町の県立豊橋聾学校は27日、同校に地域づくり技術研究所(名古屋市)の犬飼一博所長を招き、防災講座「大雨から大切な命を守る!」を開いた。中等部、高等部の生徒計20人が参加した。

 講座では、過去の水害や線状降水帯について知るとともに、バーチャル・リアリティ(VR、仮想現実)を使った浸水疑似体験や、ペットボトルを用いた竜巻や雲をつくる実験、防災クイズを交えて、早期の避難や事前の備えについて学んだ。

 犬飼所長は「事前にハザードマップを確認し、食べ物や飲み物を準備して。避難場所も家族で話し合っておくこと。自分の命は自分で守れるようになろう」と呼びかけた。

 高等部1年の石田晃志朗さんは「警報が発表されたら、大丈夫と思わずに早めに避難するべきだと学んだ」と感想を話した。

 同校は、2023年6月の大雨をきっかけに防災講座を隔年で開いている。

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