災害福祉活動で相互連携図る

県内初/豊川市と市社協やLCなどと協定

2025/06/28

締結書に署名した(左から)権田会長、竹本市長、山脇会長、大場会長=豊川市防災センターで

 豊川市は27日、防災センターで、市社会福祉協議会(権田晃範会長)、豊川ライオンズクラブ(=LC、山脇実会長)、豊川中LC(大場昌克会長)との災害福祉活動に関する相互連携協定の締結式を開いた。同様の協定は福井県大野市などでも結んでいるが、県内の市町村では初の取り組みとみられる。

 南海トラフ地震の発生確率が高まり、風水害が相次ぐことを受けての協定締結で、平時は災害福祉に関する情報収集や共有に努める。災害時には市と、市社協が開設する災害ボランティアセンターに、両LCが人的支援や資機材の提供・貸与をし、逆に情報提供や支援要請をする。

 日ごろから奉仕活動に取り組み、LC国際協会334―A地区(愛知県)に所属して県外や海外のクラブともパイプを持つ両LCからは、人的支援として非常食の炊き出しやがれきの撤去、資機材の提供ではビニールシートや車両などが想定されている。各代表者らと締結書に署名した竹本幸夫市長は「災害時には特に人の応援が必要不可欠になる。皆さんのご協力をお願いしたい」と話した。

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