豊橋中央初白星ならず

第107回全国高校野球選手権 日大三に2―3

2025/08/13

豊橋中央の執念はわずかに届かなかった(阪神甲子園球場で)

 第107回全国高校野球選手権大会は11日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で第6日の4試合が行われた。第4試合は愛知代表で初出場の豊橋中央が2―3で日大三(西東京)に惜敗。8安打を放ったが10残塁が響き初勝利を逃した。

▼2回戦【阪神甲子園球場】

豊橋中央(愛 知)000002000-2
日大三 (西東京)00200001×-3

  (豊)髙橋―松井(日)近藤―竹中

好機生かせず 髙橋奮投も8回痛恨被弾

 激しい雨が降り続く中で、試合は両エースが我慢強く投げ合う息詰まる投手戦となった。日大三は持ち味の打力を生かし3回に中軸の連打で2点を先制した。

 豊橋中央は、2回に二死満塁で近藤瑠生斗が二ゴロ、3回も二死一、二塁で中立大翔が二ゴロとチャンスを生かせず。しかし、6回に砂田隆晴と松井蓮太朗の連打で1死一、二塁とし、代打・小原圭大郎の鋭い打球を左翼手が後逸、走者2人がかえって試合を振り出しに戻した。

 7回には、近藤瑠生斗と成瀬太陽の連打で無死二、三塁。松井蓮太朗の故意四球で二死満塁となり勝ち越しのチャンスを迎えたが、中立大翔が倒れ絶好の好機を生かせなかった。

 日大三の強力打線に対し、エース髙橋大喜地(3年)は丁寧な投球でピンチを抑えていたが、終盤8回に内角直球の勝負球を四番打者に左翼席まで運ばれた。
 最終回には、アルプススタンドの東邦高校マーチングバンド部が奏でる「戦闘開始」で大きな盛り上がりを見せたが、選手たちの執念は届かず敗戦となった。

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