「野球の怖さを知った」

松井蓮太朗/髙橋と二人三脚で歩む

2025/08/13

悔し涙があふれた松井蓮太朗(同)

 3年間、チームを支え続けた豊橋中央の松井蓮太朗は最後のあいさつで泣き崩れ、悔し涙が止まらなかった。小学4年生からエース髙橋大喜地と二人三脚で歩んできた。憧れの甲子園で2安打を放ったが、勝利には届かなかった。

 8回、相手主砲との真っ向勝負。ボール、ボールの後の3球目。松井は「相手は強打者だと分かっていた。一振りで負けてしまった。もう一球、様子を見ても良かった。野球の楽しさと怖さを知った試合」と話した。

 名門校を相手に1点差の惜敗で「厳しい場面もあったが、決して悪い試合ではなかった。得点に絡めなかったのは悔しい。もっと長打で貢献できる選手になりたい」と語った。

 卒業後は、それぞれ別の道へ進む髙橋に対して「もっと大喜地の良さを引き出したかった。2人で野球ができてすごく楽しかった」と感謝を伝えた。

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