学生チャレンジコンペ・最優秀賞に関友也さんら3人/蒲郡
2025/08/29
最優秀賞に選ばれた作品の模型(市提供)
蒲郡市三谷町の若宮公園内トイレの建て替えに向け、学生から設計案を募るコンペが行われ、関友也さんら大阪大学大学院(大阪府)の3人のデザインが最優秀賞に選ばれた。
受賞したのは、関さんと清水錬さん、寺岡知輝さん。「公園・まち・海を望む大きなトイレ」と題し、新しいトイレの使い方を提案した。
三河湾を囲む市の地形をモチーフにした、半中庭型のデザインだ。男女それぞれのトイレと誰でもトイレ、多機能トイレ、中庭、倉庫、公園管理室を擁する。面積は計約44平方㍍。公園と連続した中庭に手洗い場を置き、植栽への散水も可能にした。
外壁はベンチとしても利用できる。公園、街、海に面するように配置し、周囲に対する視点をつくる。4室とそれをつなぐ壁によって、さまざまな居場所を作り出すという。
建築系の学生から231点が寄せられた。先月5日の1次審査で6点が通過。24日の2次審査で最優秀1点、優秀2点、佳作と審査員特別賞各3点が選ばれた。
MARU。architecture(マル・アーキテクチャ)代表の高野洋平さんを長とする審査委員は「公園や海との関係が重要。シンプルながら反転関係をうまく考えており、周辺環境を取り込んでいくアイデアが大変素晴らしい」と講評した。
市はこれまでにも建築系の学生を対象に公共建築のコンペを行っており、西浦駅待合所などに続いて第3弾となる。
年内に実施設計、来年5月ごろに着工し、9月の完成を目指す。