豊川市桜ヶ丘ミュージアム/第2回開催/日常と祭り、自然の風景など展示
2025/09/03
一点一点見ごたえのある作品が並ぶ(桜ヶ丘ミュージアムで)
豊川市を中心に活動する写真愛好家たちの会「フォトパラダイス撮天(トリテン)」の第2回写真展が7日まで、市桜ヶ丘ミュージアム第4展示室で開かれている。
「フォトパラダイス撮天」は、旧中日写真協会豊川支部を母体に2024年4月から活動。現在は新たな入会者を含め、会員は20代から80代まで38人。そのうち写真展には32人が一人1~2点を出品。会場には日常と祭り、自然の風景など自由なテーマの中で、視点の面白さや独自性を発揮した作品37点が並ぶ。
寺の水盤に浮かぶアジサイが涼感を感じさせる「涼やかな宝石箱」のほか、20歳の撮影者が捉えた花まつりで踊る男子の姿と大胆で繊細な花火を写し出した「繊彩」、わが子らの屈託のない笑顔を捉えた「日常」、整然と並ぶヨットと人々の後ろ姿が浮き立つ思いと緊張感を醸し出した「スタート前」など物語のある作品が並び、見ごたえがある。
代表の滝澤徹さん(72)は「従来の写真クラブとは異なり、グループラインを中心に会員の自主性で成り立っているクラブです。こんな私たちの活動を見ていただき、良い出会いがあればと思っています。ぜひ、ゆっくりとご覧ください」と来場を呼び掛けた。