「豊川稲荷」県内5位

「道の駅とよはし」は11位に/24年県観光レクリエーション利用者統計公表

2025/09/13

2024年利用者数上位の観光資源

 愛知県は、県内の施設別と地域別にまとめた2024年の「観光レクリエーション利用者統計」を公表した。施設別の利用者数では「豊川稲荷」が前年と同じ県内5位となり、「道の駅とよはし」は1つ順位を落として11位だった。

 イベントや祭りなども含む観光資源・施設別の利用者数は、「中部国際空港来場者」が1366万人で1位。以下、2位「刈谷ハイウェイオアシス」746万人▽3位「NEOPASA岡崎」662万人▽4位「熱田神宮」662万人▽5位「豊川稲荷」548万人―の順だった。

 東三河では、11位「道の駅とよはし」218万人▽18位「もっくる新城」133万人▽29位「めっくんはうす」101万人▽32位「豊橋総合動植物公園」95万人▽44位「豊橋まつり」62万人―が50位以内にランクインした。

 県内の観光レクリエーション資源・施設の利用者総数は、1億4238万人で、前年比4・0%の増加。新型コロナウイルス感染症の5類移行後、観光客の回復傾向が続いている。

 県内を7つに分けた地域別では、「豊橋・三河湾地域」での利用者が2609万人(前年比2・6%減)、「新城・設楽地域」では350万人(同3・4%増)だった。

2024年県観光入込客数10%増/コロナ禍前の93%の水準にとどまる

 愛知県は12日、2024年の県内観光入込客数が前年から1061万人(10・6%)増え、1億1073万人だったと発表した。

 県は四半期ごとに、名古屋城や豊川稲荷、ラグーナテンボスなど県内の観光地10カ所で、来訪目的や居住地などを聞くアンケート調査を実施しており、今回、2024年分の集計結果を公表した。

 来訪客の内訳は、宿泊が1913万人(前年比10・8%増)、日帰りが9156万人(同10・5%増)。県内から6055万人(同0・3%減)、県外から4761万人(26・4%増)、海外から256万人(同49・9%増)が訪れ、県外からとインバウンドの回復傾向が見られた。目的別では、観光が9686万人(同9・9%増)、ビジネスが1355万人(同12・9%増)だった。

 新型コロナウイルス感染症の収束以降、観光入込客数は増加傾向にあるものの、コロナ禍前の2019年(1億1854万人)と比較すると、回復は93%の水準にとどまっている。

 また観光消費額は、海外からの来訪客による消費が大きく増え、前年比15・7%増の総額1兆2130億円となった。

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