ものづくりの面白さを知って

市内外から7人が参加/豊川市萩町の工房で文房具作り体験

2025/09/25

木工旋盤を使ったシャーペン作り(工房+nikoで、市観光協会提供)

 豊川市観光協会は20日、萩町の「工房+niko」で文房具作り体験を開いた。市内外から参加した小学生から社会人までの7人が木のぬくもりを感じられる木軸シャープペンシル作りを楽しんだ。

 工房の横井清代表(54)の指導の下、参加者は木工旋盤を使い、高速で回転する木材に「ガウジ」と呼ばれる刃物を当て、少しずつ形を削り出した。サクラやナラなど木の種類によって色や木目が異なり仕上がりもそれぞれ違うため、自分だけのオリジナルシャーペンを作った。

 最後にワックスを塗ると木肌があでやかに輝き、「わあ」と驚きの声が上がった。試し書きでは、自分だけの一筆を確かめるように笑みを浮かべる姿もあった。

 息子と参加した豊川市出身の40代男性は「ものづくりの面白さを知ることができたし、自分で作った物なのできっと大切にしてくれると思うので、貴重な体験になったと思います」と話した。

完成したシャーペン。色合いや模様が異なる(同)

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木工旋盤を使ったシャーペン作り(工房+nikoで、市観光協会提供)

完成したシャーペン。色合いや模様が異なる(同)

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