豊橋准看護学校で戴帽式

病で苦しむ人の痛みや不安に寄り添いたい

2025/11/07

代表の廣田さん(豊橋准看護学校で)

 豊橋市中野町の豊橋准看護学校(山内智之校長)は6日、敷地内の市保健所保健センター講堂で戴帽式を開いた。第74期生の1年生が、看護の責任の重さを自覚し、志を新たにした。

 学生らは1人ずつ、「博愛、責任、清潔」の象徴であるナースキャップを授かると、ナイチンゲール像から採火した燭台でキャンドルに火を灯(とも)し、看護の精神を受け継いだ。その後、全員で「ナイチンゲール誓詞」を唱和した。

 戴帽生代表の廣田ちはるさん(32)は「看護の道を目指したのは、出産のときに出血がひどかった私の命を助けてもらったから。勉強と家庭の両立は大変だが、学びにより確実に成長していると信じ、乗り越えた」と振り返り、実習が始まるにあたり、「学んだ看護技術を実践し、病で苦しむ人の痛みや不安に寄り添い、誠実な心で看護にあたる」と誓った。

 戴帽式を終えた1年生は今月下旬から、豊橋市民病院などで基礎実習に臨む。

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