多発する詐欺の手口を周知

豊橋信金で詐欺防止キャンペーン実施/豊橋署

2025/11/20

啓発品を配る豊橋署員ら(豊橋信用金庫岩田支店で)

 豊橋署は18日、豊橋市東岩田3の豊橋信用金庫岩田支店で「特殊詐欺被害防止キャンペーン」を行った。署員や支店職員らが、来店客に啓発品を配って注意を促した。

 署員らは、県警のマスコット「コノハけいぶ」と詐欺の手口を記したチラシを配布。海外から自宅の固定電話に入る着信を拒否する手続きも受け付け、被害抑止を図った。

 同市内で今年起きた特殊詐欺被害は10月末時点で35件あり、約2億3725万円がだまし取られた。偽の警察官を名乗る者から現金を要求される手口が目立っている。

 一方、「SNS型・投資ロマンス詐欺」は20件あり、約2億6406万円の被害があった。1件あたりの被害額が大きく、長期間にわたって関係を築いた後にだまされる市民が多いという。

 署は、市内にある豊橋信金の各支店で啓発活動を行い、年金支給日などに警戒を呼びかけきた。生活安全課の署員は「警官などを名乗る不審な電話は詐欺と疑い、SNSだけで知り合った相手の話は安易に信じ込まないようにして頂きたい」と呼びかけている。

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