NITEが呼びかけ、製品の加熱方式理解を
2025/11/30

アルミはくに包んだサツマイモが発火する再現実験(NITE提供)
調理家電で、誤った扱い方による事故が起きているとして、製品評価技術基盤機構(NITE)がこのほど注意を呼びかけた。
製品の加熱方式を理解し、注意事項を守るように求めている。
NITEによると、2020年からの5年間に発生した調理家電の事故は計515件。製品別では「電子レンジ」と「IHこんろ」が多かった。
アルミはくで包んだサツマイモを電子レンジで加熱して発火したケースや、IHコンロに搭載された電熱線式のラジエントヒーターに接触したタオルが焼損する火災もあった。
電子レンジは、電磁波で食品の内側から温める「レンジ加熱」とヒーターの熱で食品の外側から焼き上げる「ヒーター加熱」があり、「レンジ加熱」でアルミはくを加熱すると発煙・発火に至る。
IHコンロも、磁力でIH対応の鍋自体が発熱する「IHヒーター」と、電熱線の熱が鍋を加熱する「ラジエントヒーター」の2種類が備わる機種もある。
こまめな掃除や、熱くなる場所には調理器具以外のものを置かない―ことなども注意点にあげた。