10~12月期景気動向調査/豊橋商議所
2026/01/10

全業種DI値の推移(豊橋商工会議所調べ)
豊橋商工会議所(神野吾郎会頭)は9日、10~12月期景気動向調査の結果を発表した。地域の景況感は3期ぶりに悪化した。全産業の業況判断DIはマイナス7・6(前回調査比3・8ポイント低下)となった。1~3月期も、やや悪化する見通し。
製造業の景況感はほぼ横ばいだった。需要停滞や諸経費の上昇が利益を圧迫しており、中国市場の景気減速を懸念する声も上がった。建設業は悪化。人手不足に加え、人件費や資材価格の高騰による採算悪化を懸念材料に挙げた。
卸売業の景況感が大きく改善した一方、小売業は大幅に悪化してマイナス圏に転じた。卸売業では価格転嫁や新規取引先の開拓が進む。食品小売店では仕入れ価格の上昇や競合店との競争激化が響いた。事務用品通販「アスクル」のシステムトラブルを懸念する声も聞かれた。
運輸業は、輸送量の回復や運賃改定の進展などで改善した。サービス業は16㌽悪化したものの、プラス圏を維持した。飲食店では団体客が減少し、旅行業界も競争が激化。全体的に需要はあるが人手不足で対応できず、人件費の増加も収益を圧迫している。