サニーライフサポートが保育園の昼寝布団をリースで/蒲郡
2026/03/31

循環型お昼寝ふとん「めぐりね」と畑川社長㊨(蒲郡市・蒲郡商工会議所で)
寝具クリーニングのサニーライフサポート(蒲郡市拾石町)は、日本商工会議所青年部(YEG)が主催する「ビジネスプランコンテスト」のビジネスモデル部門で最高賞のグランプリを受賞した。保育園の昼寝用布団をリース方式にして廃棄物を減らし、保護者の持ち帰りや洗濯の負担を減らす取り組みが評価された。
同社によると、保育現場で使われる昼寝用布団は、卒園後の1年以内に約75%が廃棄されているという。また週末ごとの持ち帰りや洗濯は保護者にとって大きな負担で、衛生面の管理も課題となっている。
同社が考案した循環型お昼寝ふとん「めぐりね」は、布団を定額制で貸し出し、定期的な回収と他業種との連携による洗浄、打ち直しを請け負う。特徴的なのは、使用後の生地やウレタン、固綿などを工業用ウエスや緩衝材、固形燃料に再利用する点だ。これにより資源循環を地域内で完結させ、廃棄物ゼロを目指す。
子育て支援と地域循環、環境配慮の三位一体のモデルが評価につながった。畑川裕喜社長は「子育て現場の課題から生まれた取り組みが、全国の舞台で評価されて光栄。近隣自治体、全国へ循環のバトンを広げたい」と抱負を語る。今後は、めぐりねを教材とした紙芝居や出前授業を通じて資源の循環教育に取り組む計画だという。
ビジネスプランコンテストは全国のYEG会員約3万2000人を対象に行われ、23回目。日商会頭代理や各界の有識者らが成長性や独自性、社会性などの観点から審査している。