京都府南丹市の男子小学生殺害/豊川でも地域住民敏感に反応/不審者情報で募る不安
2026/04/18

保護者らに見守られながら通学路を歩く子どもたち
京都府南丹市で男子小学生が殺害された事件には、東三河地方の子どもや保護者、地域住民も敏感になった。豊川市では、登下校中の児童が身の危険を感じる事案もあり、改めて子どもたちの安全をどう守るかを考えさせられる機会となった。
京都の事件は男児が遺体となって発見され、義父が逮捕されるという最悪の結果となった。男児の行方が分からなくなっていた約3週間、誘拐や事故の可能性も取り沙汰され、同じ小学生を子に持つ保護者は他人事ではない心境だった。
こうした中、16日には豊川市国府町地内で不審者情報が寄せられた。同日午前7時半ごろ、登校するため児童が通学団の集合場所に1人でいたところ、白いワゴン車風の車からサングラスをかけた女が降りてきて近づいてきた。初めはゆっくりだったが、徐々に早足で接近してきたため、児童は危険を感じて逃げると、女は立ち去ったという。
同校区の別の児童の母親は「不審者メールで知った。京都の事件のことも頭にあり、不安でたまらない」と、翌17日朝は集合場所へ歩いていくわが子に付き添った。
隣の御油町地内では、1月に下校中の児童が刃物を持った不審者を複数回目撃し、家族が通報する事案が発生していた。10台近いパトカーが警戒に集まり、昼下がりの閑静な住宅街は一時騒然となった。
同校区内で防犯パトロールをする70代男性は「自宅までの距離によって子どもが独りになるタイミングは必ずあり、全員を見守ることはできない。放課後児童クラブを活用するなどして独りにさせないことが必要だ」と話す。