要配慮者の住まい確保に新市場

空き家リノベで学生アイデア募集/豊橋市など

2026/05/04

空き家のイメージ(豊橋市提供)

 豊橋市などは、要配慮者のために住宅セーフティネットを整える取り組みが、新たなマーケットになると見込んでいる。その市場開拓に先鞭(せんべん)をつけるように、空き家をリノベーションするアイデアを学生から募るプロジェクトを始める。

 同プロジェクトに参加する学生グループは、高齢者や障害者、子育て世帯などが暮らしやすい賃貸住宅にするには、空き家をどのようにリノベーションすべきかを実際に住宅を見ながら考える。専門家からのアドバイスも参考にプランを練り上げ、10月末までに報告書にまとめる。

 報告書をもとに2027年度以降、必要な金額も盛り込んだ改修事例を紹介する資料が作成され、市内の空き家の持ち主や不動産業者に提供される。

 同プロジェクトは要配慮者の住宅確保とともに、増加傾向にある空き家への対策という側面もある。国の統計によると23年度の時点で、市内では2万3750戸の空き家が確認されている。

 市は、住まいの確保が難しい人向けに賃貸住宅を改修する事業が、新市場に成長することに期待。今年度中には、要配慮者の居住支援に向けた協議会が市と不動産や福祉関係の計11機関で設立される見通しだ。今回のプロジェクトも、市や同協議会の設立準備会が主体となって実施される。

 参加対象は国内の大学生や大学院生、短大生、高等専門学校生。今月15日までに市住宅課に申し込む。定員は10組程度。個人でも参加できる。市は既成概念にとらわれない学生の柔軟な発想に期待しているという。

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