児童や高校生らに声かけしながら交流/豊橋・大清水
2026/05/15

登校する高校生とのふれ合い(豊橋市大清水町で)
豊橋市大清水町で11日、ボランティアグループの女性5人が恐竜「ティラノサウルス」の着ぐるみをまとって子どもらの登校を見守る活動を行った。学校に向かう児童や高校生らに声をかけながら交流。気ぜわしい時間帯の街並みを和らげている。
着ぐるみの発案者は同市高塚町の渡辺京子さん(73)。「子どもたちを笑顔にしたい」という思いで、日ごろ通う「大清水駅前サロン」で知人らに声をかけて4月下旬から行い、この日は2回目の活動だった。
渥美線大清水駅前で、児童に手を振って愛嬌(あいきょう)を振りまいた。駅から徒歩で豊橋南高校(南大清水町)に向かう生徒には、声かけしながら写真撮影やハイタッチにも応じた。
渡辺さんは「手を振ってくれる小学生がおり、高校生の反応も良かった」と振り返った。
グループ名は「ティラノ・なべ活」とする意向で、今後は最大7人のメンバーで若者を見守る。今月18日と25日にも行う予定で、暑さが落ち着く秋ごろに再開する。
活動には、同町在住でサロンの常連客である元教員、藤村元司さん(91)が立会って協力。定年退職後は、不登校となった子どもらを支援した経験を持つ。
大型連休明けは、学校になじめない児童、生徒が不登校になりやすい時期とされる。メンバーらは、恐竜5体が駅前に「出現」するというささやかな話題を提供し、悩みを持つ子どもらを支える意識を深めている。
藤村さんは「子どもらは明るい表情でふれ合ってくれた。メンバーの頑張りには頭の下がる思い」とねぎらった。