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来月1日から解体開始/岡崎本町通・まちを象徴するアーケード

2026/06/16

8月末までに撤去されるアーケード

 岡崎市本町通の商店街にあるアーケードがこの夏、姿を消す。建造から約70年にわたって地域住民に親しまれてきたが、老朽化や商店主の高齢化で維持が難しくなり、撤去が決まった。解体は7月1日に始まり、8月末には完了する予定。

 アーケードは県道岡崎足助線(本町通り)の「本町通3丁目」信号交差点~「能見通一丁目南」信号交差点の約150メートルの区間で、両側の歩道に設けられている。1956(昭和31)年ごろに商店街で建てた。

 鉄骨造で屋根はアルミぶき。初めはその色から「シルバーアーケード」と呼ばれた。高さは約3・5ある。市内の康生地区では以前、複数の商店街がアーケードを設けていたが、現在は本町通のみとなっている。

 建造当初は本町通りに名鉄岡崎市内線(市電)が走っており、「傘を差さずに名古屋の松坂屋まで行ける」とも言われていた。昭和30年代には各商店が屋台を出店。1959年の伊勢湾台風では屋根が飛ばされたこともあったという。

 約20年前の修繕で鉄骨部分は緑色に塗り替えられたが、アーケードの形は昔のまま残った。地域住民には買い物や交流の場として愛され続けたほか、市内中心部にあることでまちを象徴する風景にもなっていた。

 ただ、近年は柱の腐食が進行。商店主も70代以上が増え、最盛期に約40軒あった店舗は15軒ほどに減った。アーケードを残すにも担い手がいない中、商店街組合は今年、アーケードの存廃を問うアンケートを実施した。

 結果は組合員全29人中25人が撤去に賛成し、4人が反対。「アーケードの将来のために」と、約20年前の修繕以降に商店主たちで積み立ててきた資金は、解体費用に使われることになった。

 解体工事を前にした6月6日には安全祈願祭が行われ、商店主や地域住民ら約30人が参列した。組合の内藤征吾理事長(55)=同市本町通3=は「当たり前のようにあったアーケードがなくなることは寂しいが、時代の流れ」と語った。

解体工事を前にした安全祈願祭(ともに岡崎市本町通3で)

六供配水塔をモチーフにした木製ピンバッジ(岡崎市役所で)

六供配水塔木製ピンバッジ/来月4日と5日の見学会で販売/岡崎市上下水道局

 岡崎市上下水道局はこのほど、六供配水塔をモチーフにした木製ピンバッジを作成した。7月4、5日に市制110周年記念事業として開かれる六供配水場(同市六供町)の見学会内で販売する。

 昨年9月に公益社団法人土木学会の「選奨土木遺産」に旧ポンプ室とともに登録された高さ約17㍍の配水塔。1934(昭和9)年に建設され、ドーム状の屋根や、つたが絡まる姿は実用的ながら芸術的との評価が高い。

 ピンバッジは「選奨土木遺産」登録を機に、水道や土木構造物の魅力を知ってもらおうと、同局の若手職員がデザインを考案。丸みを帯びた水滴形(3センチ×3・5)で市内産間伐材(ヒノキ)にレーザー加工して仕上げた。

 見学会では110個用意。1個1100円。収益金は水源保全活動に役立てられる。見学会後も販売は継続するが詳細は今後発表する。問い合わせは、同局経営企画課=0564(23)6304)へ。

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六供配水塔をモチーフにした木製ピンバッジ(岡崎市役所で)

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