豊橋署や三河海上保安署などがアジア大会前に対応と連携確かめる
2026/06/25

不審船を追跡する巡視艇(三河港8号岸壁で)
豊橋署と三河海上保安署、名古屋税関豊橋税関支署などは24日、豊橋市神野西町の三河港8号岸壁で「テロ対処合同訓練」を行った。今年9月に開催のアジア・アジアパラ競技大会を前に、関係機関66人が参加し、不審船を制圧する手順などを確認した。
テロリストが三河港に上陸するとの情報を受け、関係機関が対応する想定で実施した。海保や税関、豊橋署の巡視艇3隻とヘリ一機がテロリストを乗せた不審船を追跡。警告に従わず拳銃で発砲してきたため、応戦して取り押さえた。
また、陸上では豊橋税関支署が貨物船に潜んでいた不審者の荷物から拳銃を発見して豊橋署に通報。駆けつけた同署員が刃物を持って抵抗する男を取り押さえた。
豊橋署と三河海保、豊橋税関支署、三河港湾事務所、県三河港務所などは、三河港の安全管理を行う「危機管理コアメンバー」として提携。豊橋署の柳谷謙一署長を危機管理担当官として、有事の際は対応にあたる。
この日は、アジア大会を前に各機関が集結。貨物船に乗り込んでいた不審者への取り調べや手荷物検査、小型船へと移って逃走を図る武器を持ったテロリストの制圧まで、一連の連携を確かめた。
訓練後、県警外事課国際テロリズム対策室の守屋義徳室長は「間もなくアジア大会があり、国際的イベントでのテロ発生が懸念される。テロリストを上陸させない気概を持ち、連携して有事に備えていただきたい」と講評した。