8月に事故多発傾向NITE呼びかけ
2026/07/19

高温によるモバイルバッテリーの発火再現(NITE提供)
スマートフォンやモバイルバッテリーなどの普及に伴い、搭載されているリチウムイオン電池の事故が夏場に相次いでいるとして、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE、東京)は注意を呼びかけている。2025年までの5年間事故は2140件に上り、気温が上昇する夏場、特に8月に多発する傾向があるという。
NITEによると、リチウムイオン電池は高温環境に弱く、内部温度が上がると異常発熱や発火のリスクが高まる。直射日光が当たる車内に放置されたモバイルバッテリーや電動工具が発火した事例もある。
事故を防ぐポイントとして、高温となる場所では使用・保管しない▽強い衝撃や圧力を加えない▽異常を感じた場合は使用を中止する▽安全な場所で目の届くところで充電する―ことなどを挙げた。
万が一発火した際は周囲の安全を確保した上で、大量の水をかけたり水没させたりして、収まらない場合は119番通報を勧めた。また、ごみ収集車での破砕時に発火する事故も起きており、適切な分別と廃棄も求めた。